Dartの使い方を初心者向けに紹介します。
本記事では「条件分岐」の種類と使い方を解説していきます。
目次
主な条件分岐
Dartの主な条件分岐は上記の3つです。
if文
基本形
if (条件式) {
条件が真「true」なら実行
}
条件式の結果が「true」なら処理を実行し、「false」なら実行しません。
else|真でない場合の処理を指定
if (条件式) {
条件が真「true」なら実行
}else {
条件が偽「false」なら実行
}
if文の条件が真でない場合の処理を指定したい場合は「else」を使用します。
else if|条件を複数指定
if (条件式) {
条件が真「true」なら実行
}else if(条件式) {
条件が真「true」なら実行
}else {
if, else ifで指定した条件が全て偽の場合に実行
}
if文で複数の条件を指定する場合は「else if」を使用します。
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switch文
switch (式) {
case 値1:
「式 = 値1」なら実行
break;
case 値2:
「式 = 値2」なら実行
break;
case 値3:
「式 = 値3」なら実行
break;
default:
指定したどの「case」にも当てはまらない場合に実行
}
switch文では指定した式の値と一致するケースの処理を「case」で指定し、「default」ではcaseで指定した値と一致しない場合の処理を指定できます。
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三項演算子
条件式 ? a : b;
条件式が真ならa、偽ならbの処理を実行または値を返します。
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